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「というわけでボスから離れなさいタコ頭!寧ろもうボスに近付くな!」 あぁ本当に馬鹿を相手にするって疲れる。…だけどどうしても乗っちゃうんだよなこれが。ボスと山本が「今日も相変わらずだな、と獄寺」「…うん、相変わらず」と笑いながら(因みに山本は爽やか笑顔でボスは苦笑い)眺めてることなんて私は知らない、それよりも害虫駆除よ!大体ボスの右腕右腕連呼してるけど実質ボスの右腕はこの私!なのに…ったく爆弾狂は何も分かっちゃいない。これだからお坊っちゃんは困る…ああビアンキがいてくれたら! 「…ビアンキ」 あの綺麗なお姉さんがいてくれたらと後ろを見つつ名前を呼べば、獄寺はいきなり青褪めた顔になり勢い良く後ろを振り向いた。嘘だと思っていてもつい見てしまう、所謂条件反射というものだろうか。余りの馬鹿さに「馬鹿だ…」と呟くとすぐに「何だとっ!?」と睨んで来るんだから本当嫌になる。いつまでたっても言い争いが終わらないじゃないか。…こうなったら。 「いーちぬーけた!ボス、こんな"阿呆"な奴放っておいて私達は教室に向かいましょう!ちょ、ついてくるんじゃないわよ獄寺!」 ちゃんと説明をしてあげてるのにその間にボスに「荷物持ちましょうか?10代目」なんて話しかけやがってますよ獄寺君。…ちょっと目を離すとすぐこれだ。笑っている山本にも援助を求め、獄寺が持とうとしていたボスの鞄を私が横取りする。「あ、」間抜け面でさっきまで鞄があった宙を見つめる馬鹿一人。ボスとついでに山本を引っ張って走り出す。 「ボスの鞄とーった!今日は私の勝ちね獄寺」 急いで走る私達の後ろから獄寺がすごい勢いで走って来る。ほんっと、害虫みたいにしつこいんだから。くる、と振り向いて仕込んでおいた"ダーツ"を獄寺に向かって数本投げる。「ちょ、…っ」「大丈夫ですボス。害虫はこれくらいじゃ死にません」「害虫……」思った通り身のこなしだけは早い害虫(ああもう呼び方これでいいや)は私の投げたダーツのいくつかをよけいくつかを得意の爆弾で撃ち落とす。…得意になっているようで悪いけど獄寺、私の狙いはあんたを倒すことじゃない。ダーツに気を取られている間に全速力で走る、これが私の狙い! 「あぁ!?あいつ…っ!!」 …してやったり。今日は私の完全勝利!(ざまあみやがれ害虫!)
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