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もしわたしが哀しいと感じたら、もしわたしが苦しいと感じたら、もしわたしが寂しいと感じたら、もしわたしが恋しいと感じたら。あなたは、きて、くれますか?
「…また来たの、」 わざとらしく一回溜息をついた後、雲雀さんはわたしの背を優しく摩りながら誘導してくれる。雲雀さんの言う通りゆっくりと、大きく息を吸う。それでもまだ苦しくて、瞳が涙で滲んだ。「ひばり、さ」「黙って。落ち着くことに集中するんだ」雲雀さんの大きな腕がわたしの身体を包み込む。雲雀さんの胸はすごく温かくて、自然と息がうまく吸えるようになったことが分かった。清々しい空気が肺に通る。目元に溜まった涙を雲雀さんは拭き取って、そのまま舐めた。「しょっぱいね」「…そりゃあ、涙、ですから」もう苦しくなんてないし離れなくちゃいけないんだろうけれど、どうしても離れたくなくて、ぎゅっと雲雀さんの胸に縋り付く。我侭やっても、雲雀さんは、優しく頭を撫でてくれるから。 「君は本当に甘えん坊だね」 雲雀さんにしか、こんな、抱きついたり、しません。やっと息を吸えるようになった口で、途切れ途切れに伝える。じゃあ、安心だ。雲雀さんはそう言って笑うと、わたしの額に口付けた。ああ、ああ、雲雀さん。雲雀さん、雲雀さん、雲雀さん。何度言ったって言い足りません、何度言ったって言い足りないんです。雲雀さんが好きで好きで好きすぎて、わたしはどうしたらいいのか分からないです。こんなにも想うだけで苦しくなる気持ちを、どうやって伝えたらいいんですか? 「…雲雀、さん。わたしは、本当に本当に、苦しいです」 「そう言うのを、待ってたんだよ」 言葉と共に降りてくるキス。口を塞がれて苦しいはずなのに…何故だろう。全然、苦しくなんかなかった。寧ろ…ああ、もっとキスして欲しいと思うなんて。欲求不満なんだろうか、わたし。次々と降りてくるキスを受けるうち、どっちからしているのか分からなくなった。ずっと塞がって苦しいはずが、その苦しさが逆に心地よい。素敵、だ。雲雀さんのキスは、ものすごく。 「嬉しそうだね、」 もう辛くない苦しくない。窮屈なこの世界も、二人ならきっと生きていける。だから雲雀さん。ねえどうか、わたしが苦しい時は、 (くちづけを) |
How to breathe